平成21年度県指定文化財と国の登録文化財について

2009年12月4日

「当銘・小城の共有龕(がん)及び付属装具一式」が沖縄県指定有形民俗文化財に指定されました 。「龕」が県指定文化財に指定されるのは今回が初めてです。

「当銘・小城の龕」が沖縄県指定有形民俗文化財に指定されました。遺体を運ぶ龕(がん)が県指定になったのは「当銘・小城の共有龕」が初めてです。町内の県指定文化財は字富盛にあります「富盛の石彫大獅子」に続いて2例目です。

 


指定年月日:2009年12月1日

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「当銘・小城の龕」について

字 当銘と小城が共有する龕は、昔から御拝領龕(グヘーロンガン)と伝えられ、首里王府からの拝領によるものとされています。製造年月日は、龕に道光13年龕 巳(1833)8月10日と記されています。以来、毎年8月10日は両字で豚1頭お供えし、龕の御願が行われています。また、この龕の年忌祭が龕甲行列と いわれるもので、死者供養の年忌と同様に1,2,3,7,13,25,33年ごとに行われます。

 

【民俗文化財】について

 

民俗文化財とは私たちの普段の生活に密着したもので、有形民俗文化財無形民俗文化財に分けられます。昔の人が着ていた衣服や使っていた道具など、当時の生活や生業の様子を伝えるものを「有形民俗文化財」に、昔から伝わっている唄や踊りなど(伝統芸能など)は「無形民俗文化財」になります。

 


 

「屋宜家」が国の登録有形文化財に登録されました

字大頓の「屋宜家」の主屋、アサギ、井戸、ヒンプン、石垣の計5件が国の登録有形文化財に登録されました。県内では70件目となり、八重瀬町でははじめてです。

 

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   屋宜家主屋

 

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   屋宜家アサギ

 

「屋宜家」について
 
屋 宜家住宅は1952年から55年ごろにかけて建築されました。主屋は木造平屋建の赤瓦ぶきで、一番座、二番座、三番座、裏座、台所からなる伝統的な造りと なっています。また、斜め向かいに建つセメント瓦ぶきのアサギや主屋前面のヒンプン、後方の井戸など沖縄の伝統的な構えをよく残しています。

 

【文化財登録制度】について 

 

近代建造物を中心とする50年以上前の文化財建造物を保護するため、内部の改装などを認められるなど、従来の指定制度(重要なものを厳選し強い規制と手厚い保護を行うもの)を補完し緩やかな保護措置を講じる登録制度です。