公開日 2012年07月26日
開発行為に対する埋蔵文化財の取り扱いについて
◎「埋蔵文化財包蔵地」の確認と事前協議について
土木工事・建築工事などの開発行為を行う場合、文化財保護法によりその場所が「埋蔵文化財包蔵地」に該当するかを開発行為を行う前に確認していただく必要があります。この確認は、八重瀬町教育委員会生涯学習文化課文化財係(八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館内)で行っています(文化財の有無の確認)。
また、農地転用申請や建築確認申請等が提出された際にも、「埋蔵文化財包蔵地」に該当するかの確認を行っていますが、開発行為の計画策定段階から協議を行っていただくことで、埋蔵文化財の保護と開発行為の調整が円滑に進みますので、早期段階での照会をお願いします。
※事前の照会については下記↓の『文化財の有無の照会』より、 ダウンロードできます
◎「埋蔵文化財」の取り扱いについて
『文化財保護法』において「埋蔵文化財」とは「土地に埋蔵されている文化財」と規定されています。この「埋蔵文化財」を「包蔵する土地として周知されている土地」が「埋蔵文化財包蔵地」となっています。 八重瀬町内には、約70箇所の「埋蔵文化財包蔵地」が登録されています。「埋蔵文化財包蔵地」において、土木工事等の開発行為を行う際には、文部科学省令の定める事項を記載した書面をもって、着手予定日の60日前に届け出をしなければならないとされています(文化財保護法第93条)
◎『八重瀬町遺跡分布地図』及び『文化財の有無の照会』について
八重瀬町の「埋蔵文化財包蔵地」を示した地図が下記より閲覧及びダウンロードできます。尚、 遺跡の範囲については遺跡は地下に埋もれているものであるという特性上、調査により拡大や縮小する場合がりますので、確認の目安としての活用を宜しくお願いします(範囲については、その都度範囲の変更や追加がなされますので、詳細な確認につきましては担当部署での確認を宜しくお 願いします)。
■遺跡分布地図はこちらから
八重瀬町遺跡分布地図(9MB) (←クリックすると閲覧できます)
■開発行為に対する「文化財の有無についての照会」ついてはこちらから
文化財の有無(照会)様式(記入例).pdf(82KB) ←クリックするとそれぞれダウンロードできます
※『文化財の有無の照会』提出時のお願い
・照会書は生涯学習文化課窓口及び郵送での提出をお願いします(FAXの提出は受け付けていません)。
・回答は生涯学習文化課窓口での受け取りをお願いします(郵送での受け取りを希望する際は照会書提出時に84円切手を添付してください)
【お問合せ先】
■八重瀬町教育委員会 生涯学習文化課(八重瀬町立具志頭歴史民俗資料館内)
■八重瀬町字具志頭352番地 ■TEL 098-835-7500
■生涯学習文化課(資料館)
地図