八重瀬町景観計画一部改定のポイント

八重瀬町景観計画一部改定のポイント

公開日 2024年05月30日

八重瀬町景観計画一部改定に伴う適用について

 八重瀬町景観計画は、行政、事業者及び町民等の皆様それぞれが、本町が目指すべき「将来像」及び「景観形成に関する方針」などの共通の景観形成を推進するために、町内全域で行われるすべての行為において景観形成基準に適合することを前提としております。

 

 

八重瀬町景観計画一部改定(本編)

八重瀬町景観計画(一部改定) 本編[PDF:13.8MB]

 

( 分割バージョンは こちら から )

 

 

 

八重瀬町景観計画一部改定【概要版】(パンフレット)

八重瀬町景観計画パンフレット(表紙~P7)[PDF:7.76MB]

八重瀬町景観計画パンフレット(P8~裏表紙)[PDF:8.75MB]

 

 

八重瀬町景観計画一部改定に伴う新届出様式

●八重瀬町景観計画区域内行為届出書[XLSX:94.7KB]

 

 

八重瀬町景観計画一部改定に伴う適用時期について

 八重瀬町景観計画一部改定に伴う適用時期については、 施行日(令和7年1月6日)以降に届出の受付がされるものとします。

 

八重瀬町景観計画一部改定のポイント

 今回の八重瀬町景観計画の一部改定の概要について整理します。

 

 

 

各景観地域の見直し

 八重瀬町都市計画マスタープランと整合するように修正。(本計画景観形成ゾーニング図を参照)

 

 

景観届出の対象見直し

 

  • 1.建築物の建築行為(新築、改築など)の対象に 「地区整備計画区域内及び集落地区整備計画区域内における全ての建築行為」 を追加。

 

  • 2.「都市計画法第4条第12項に規定する開発行為」 の表現を 「主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質を変更するもの」 に修正。

 

  • 3.「主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質を変更するもの」 の届出対象面積を 「1,000平方メートルを超えるもの」 から 「500平方メートル以上のもの」 に改定。

 

 

高さ(景観形成基準の見直し)

 ・高さの基準は、変更なし。

  (本町において、現在、地区計画等が7箇所、都市計画決定されているため、景観計画との整合を整理しております。)

 

地区計画及び集落地区計画について

 

 

屋根の色彩(景観形成基準の見直し)

屋根の色の「推奨色」を追加します。

  • マンセル値:明度4以上7以下/彩度4以上8以下  (※推奨色のため、強制ではありません。)

 

 

 

各景観地域における色彩(景観形成基準の見直し)

  • 自然景観地域

1.基調色(マンセル値:明度3以上7以下/彩度1以上4以下)

 

2.色相:木材で多くみられる R(赤)系、YR(黄赤)系、Y(黄)系、GY(黄緑)系、G(緑)系に限定します。

 

 

  • 集落・農地景観地域

 

1.基調色(マンセル値:明度8以上/彩度2以下)

 

2.補助色(マンセル値:明度8以上/彩度3以下)

※見付面積の25%以下のみ使用可能

 

3.強調色(マンセル値:基調色、補助色以外の範囲)

 ※住居系用途の場合:見付面積の5%以下のみ使用可能。

 ※非住居系用途の場合:見付面積の5%以下のみ使用可能。

 

  • 市街地景観地域/主要幹線道路景観軸 

 

1.基調色(マンセル値:明度8以上/彩度2以下)

 

2.補助色(マンセル値:明度8以上/彩度3以下)

 ※見付面積の25%以下のみ使用可能

 

3.強調色(マンセル値:基調色、補助色以外の範囲)

※住居系用途の場合:見付面積の5%以下のみ使用可能

※非住居系用途の場合:見付面積の10%以下のみ使用可能

 

 

 

敷地内の緑被率の明確化

  • 敷地面積に対し、5%以上の緑被を設けること。

 

 

緑被率の定義

【緑被率とは】


・ 緑被率とは、敷地面積に対して緑で覆われる面積(樹木や芝生などの敷地内の緑が完成した時の面積で算出)の割合のことをいう。

・ 樹木が緑地上に植えられている場合は、重複できない。

分類 内容 緑地面積の算定
植栽地

・ 芝生、花壇、菜園、植え込みなど
・ ひとひとまりの「庭」とみなせるエリア

 (緑と一体となった池や小径(幅の狭い道)、砂利敷き部分などを含む)

植栽地面積×100%
緑化ブロック ・駐車場等にみられる緑化ブロック 緑化ブロック面積×50%

※人工芝は緑地面積に含まない。

 

 

【緑地率・緑被率の算出方法について】

緑地面積の算定

 

植栽時の樹高 緑被面積の算定
樹高1m以上2.5m未満 半径1.1m × 半径1.1m × 3.14  ≒  3.8㎡
樹高2.5m以上4m未満 半径1.6m × 半径1.6m × 3.14  ≒  8.0㎡
樹高4m以上 半径2.1m × 半径2.1m × 3.14  ≒  13.8㎡

 

【参考】緑被面積の算定一覧[PDF:482KB]

 

 

 

②生垣における緑被面積の考え方

 生垣については、生垣の延長 × 幅により緑被面積を算定する。

 

 

【緑被面積の算定について】

 ​

​​​​​​    ①敷地面積:15m×10m=150 ㎡
    ②緑地面積:27 ㎡+2.7 ㎡+2.7 ㎡+8 ㎡=40.4 ㎡
    ③緑被面積:24 ㎡

 

【➁緑地面積内訳】

 

    緑地:3m×9m=27 ㎡
    緑化ブロック:1.8m×3m×50%=2.7 ㎡
    緑化ブロック:1.8m×3m×50%=2.7 ㎡
    屋上緑化面積:4m×2m=8 ㎡

 

【③緑被面積内訳】

 

    樹高2.5m以上4m未満植栽:8 ㎡×3 本=24 ㎡
     ※ 下記の樹木と生垣は緑地上への植栽であり、緑地面積と重複するため、緑被面積には含まない。
    樹高1m以上2.5m未満植栽:3.8 ㎡×3 本=11.4 ㎡
    生垣=0.5m×9m=4.5 ㎡

 

【緑被率】

 

    緑被率:(②緑地面積 + ③緑被面積)÷ ①敷地面積 =(40.4 ㎡+24 ㎡)÷150 ㎡=42.9%

アンカーアンカーアンカー

アンカーアンカー【関連記事】アンカー

八重瀬町景観計画の一部改定について(告示)

地区計画及び集落地区計画について

外間北工業地区、友寄東物流サービス地区

外間宜次沿道西地区

伊覇地区、屋宜原地区、富盛集落地区、こちんだプラザ地区

お問い合わせ

都市整備課
TEL:098-998-6989