公開日 2017年01月06日
(1)国勢調査にみる推移
1.
八重瀬町の人口を国勢調査ベースでみると、平成2年~12年の10年間は一定の増加傾向を示めす。特に、平成2年~7年にかけては11.2%の二桁の伸び率を示し、外間高層団地をはじめ、大頓団地、長毛団地、友寄東ハイツなどの住宅団地の建設が大きく影響している。
その後、平成12年~17年の5年間の人口を比較してみると、2.0%と低い伸び率となっていたが、平成17年以降は再び人口が増加傾向となっている。その要因として、合併前から実施していた区画整理事業(伊覇・屋宜原・富盛地区)による住宅や商業施設等の立地が進行していることが考えられる。
2.
人口に比べ世帯数の増加率が高く、平成22年~27年では18.3%という高い伸び率を示し活発な世帯増が生じている。1世帯あたりの人口が減少していることから単身世帯化や核家族化の進行が影響していることが伺える。(※表-1)
3.
地区ごとで動向をみてみると、平成22年以降東風平地区において高い伸び率となっており、今後も区画整理地(伊覇地区)での住宅等の増加が見込まれており、引き続き人口は増加傾向が続くと推測される。(※表-2)