公開日 2011年10月09日
「次世代に次ぐ八重瀬の伝統を」をテーマに八重瀬町青年エイサー祭りが10月9日、東風平運動公園陸上競技場で開催されました。
同祭り実行委員長の野原 銀次さん(富盛青年会)は「町内各青年会、保存会の多彩な演目を披露し、八重瀬町のすばらしい伝統芸能をもっと多くの方に知っていただきたいです」と力強 く挨拶しました。
町内から16団体が出演。糸満市や南城市などの青年会や保存会の演舞もあり、祭りに華を添えました。
トリを飾った富盛青年会のエイサーでは、力強いバチさばきと見事な隊列を披露。躍動感あふれる演舞で観衆を魅了しまいした。
また、祭りのフィナーレでは、5回目の節目で打ち上げられた花火が八重瀬の夜空を彩りました。
祭り当日の朝、八重瀬の空に気球が舞い上がりました。
これは、明治から大正にかけて沖縄で郡長などを務めた斎藤用之助さんの子孫が橋渡し役となって実現したもので、熱気球を通じた交流を願う14代目斎藤用之助さんは「ゆかりの深い地で係留できて、祖先も喜んでくれていると思います」と笑顔で話していました。