-序章

 

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(1)位置 

本町は、平成18年1月1日、旧東

風平町と旧具志頭村の合併により誕

生した町であります。 

本町は、沖縄県本島の南部に位置し、

東は南城市、西は糸満市、南は太平洋、

北は豊見城市と南風原町に接してい

ます。町域は、東西に6.6km、南北に

9.1kmでやや長方形をなしており、総

面積は26.9k㎡となっています。 

 また、県都那覇市にも近接しており、

県庁から町の北端までの距離が約4.7

km、役場本庁舎までは約14kmの

位置にあります。 

 

(2)地勢及び水系 

本町の地勢は起伏に富んでおり、町

の中央位置する八重瀬岳(標高163m)

を最高地とする丘陵台地を形成して

います。また、南側は太平洋に面する

丘陵地となっています。 

水系は、二級河川4本(長堂川

(L=2,300m)

、饒波川(L=4,500m)、雄

樋川(L=2,500m)

、報得川(L=8,720m))

を有しています。 

長堂川及び饒波川は、本町の北部を

流れており、国場川へと繋がり、雄樋

川は、南城市大里の大城ダムを起点に、

港川漁港へ流れています。報得川は、

字東風平から糸満市へと流れていま

すが、大雨による氾濫が発生すること

もあり、過去には水難事故も生じてい

ます。 

4.位置と地勢