-第Ⅳ章

 

良好な景観の形成に関するその他の方針

 

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第Ⅳ章 良好な景観の形成に関する 

その他の方針  

 

 
景観計画の施行後、景観づくりに関して一定の成果が現れるには、町民、事業者

及び行政が一体となり継続的な取り組みが実施され、永い年月がかかるものと考え

ます。また、景観行政を実施する上では、重点的に取り組むエリアを設定すること

が効果的であると考えます。

 

本計画では、様々な景観要素から、本町の景観を特に印象付ける地域、より優れ

た景観を保全する必要がある地域、または良好な景観を創造していく地域等を考察

し、景観形成重点地区の候補地区として選定します。

 

 

 

■重点地区候補地区の選定・抽出フロー案

 

 
 
 
 
 
 
 

自然的景観

 

八重瀬岳をはじめ、海岸・海浜や農地及び地下など、
八重瀬町らしい自然的景観を形成している地域

 

集落景観

 

伝統的な集落形態や、集落に残る巨木・古木など、
昔ながらの地域の特色を表している地域

 

市街地景観

 

伊覇・屋宜原地区における都市的な開発など、新市
街地として八重瀬町の新たな景観形成を推進して
いく地域

 

歴史・文化的景観

 

様々なグスクや、村獅子など、八重瀬町の歴史・文
化を感じさせる景観を形成している地域

 

公共施設が創りだす景観
道路や港及び河川の景観、また道路から眺める町の
風景など、公共施設が創りだす景観を形成している
地域

 

 

重点地区

 

候補地区の

 

抽出

 

 

 
八重瀬町らしい特
長を景観的に有し
ている地区

 

これまでの地域の
自主的な活動や調
査・計画・事業が
行われ、景観形成
に関する熟度があ
る地区

 

八重瀬町の景観を

印象づけ

る地域

 

重点地区

候補地区

の設定

 

1.景観形成重点地区