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配置

 

■周辺に御嶽等の歴史・文化的景観要素がある場合は、それらに十分に配慮した配置とすること。 

■現状を踏まえつつ、隣地や周辺との連続性に配慮した配置とする。 

■海岸付近に建築する場合は、

著しく海へ

の眺望

を妨げ

ない配

置・規

模とす

るこ

と。 

■建築物の壁面は道路境界や敷地境界からはできる限り後退し、

ゆとりと潤いのある空間

の創出

に配

するこ

と。

し、地

区計

区域(

また

集落地

区計

区域)

につ

ては、

地区計画(または集落地区計画)の規定に準ずること。 

■主要幹線道路沿いの建築物の壁面について

は、

道路境界や敷地境界からは

1

メートル以上

後退すること。 

形態

 

意匠

 

■建築物が大規模になる場合は、分棟、分節、雁行等によりボリューム感を軽減し、周辺景観と調和した建築スケールとするよう努めること

 

■背景となる山並みと調和するよう勾配

屋根とする等、配慮すること。 

■現状を踏まえつつ、隣地や周辺との連続性に配慮した形態及び意匠とすること。

 

■本町の特徴的な起伏のある地形に配慮するよう工夫すること。 

 

- 

■周辺の農

と調和する

う勾配屋

根と

する等、配慮すること。

 

■伝統的な集落地域においては、

周辺と調

和するよう勾配屋根とする等、

配慮する

こと。

 

色彩

 

■屋根の色彩については、極端な高彩度、低明度を避けること。 

■外壁面の色彩については、原色系の派手な色は使用せず、落ち着いた色彩(マンセル値:明度8以上、彩度2以下)とすること。

 

■背景となる山の緑や海の青、農地の色彩との調和に配慮すること。

 

■外壁面の色彩について、派手な色(彩度10以上)を用いる場合、その使用面積は、準住居

地域及び近隣商業地域の場合は見付面積の10%以内、住宅系用途の場合は5%以内とする。

 

素材

 

■素材は、周辺の景観との調和に配慮したものとすること。

 

■本町及び本県の景観特性を特徴づける地場産材をできる限り活用すること。

 

■耐久性に優れ、時間とともに景観に溶け込む素材をできる限り使用すること。

 

敷地

 

 

緑化

 

■敷地内の緑化に努め、その緑が周辺からも眺められるよう工夫すること。 

■屋敷林等の良好で伝統的な景観が残された地域においては、周辺との調和を図るよう同様の樹木を植栽するよう努めること。 

■景観資源となる既存の緑地、樹木等を保全・活用すること。 

■大規模な駐車場を設ける場合は、可能な限り緑化に努め、緑陰を多く形成すること。

 

■沿道において、生垣や植栽等、可能な限り

緑化に努め、緑陰を多く形成すること。また

沿道に良好な樹木等がある場合は、保全する

こと。

 

■建築物は、

きるかぎり樹木等で目立た

なくするなど、

周辺の山並みと調和する

よう努めること。 

- 

 

 

 

■可能な限り生垣又は石垣とし、ブロック塀等の人工物を用いる場合は、1 メートル以下に高さを抑え、敷地内の緑が周辺に潤いを与える

よう工夫すること。 

■良好な景観を形成している既存の屋敷林及び石垣は、保全・活用すること。 

■良好な眺望がある場合は、阻害しないよう樹木の適正な管理をすること。

 

その

 

■外壁又は屋上に設ける設備は、

パラペットやルーバー等で覆い、

露出させず目立たないよう配慮すること。

やむを得ず露出する場合は、

共空間から見えにくい位置に設置するよ

う努めること。 

■敷地内の既存建築物等が景観を阻害している場合は、できる限り周辺の景観に調和させること。

 

項目

 

① 

自然景

観地

 

② 

集落・

農地

観地域

 

③ 

市街地

景観

 

④ 

主要幹

線道

景観軸

 

 

観 

形 

 

基 

 

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