-第Ⅰ章
八重瀬町における景観の特性と課題
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(1)自然的景観の課題
本町は、八重瀬岳や南側の丘陵地をはじめとする丘陵台地の緑の景観など、緑豊か
な自然景観を有しています。
今後、良好な自然景観の保全に向け、地域の特性に応じた景観形成が求められます。
本町のシンボルである八重瀬岳及びその周辺地域においては、良好な自然環境を保
全しつつ、地域住民にとって住みよい環境づくりが求められます。開発が進む伊覇・
屋宜原土地区画整理区域においては、街路樹や住宅地の緑等を創出し、潤いある景
観づくりを進める必要があります。また、都市計画区域外である具志頭地域におい
ては、大規模な開発や建物の規制等が設けられていないことから、無秩序な開発等
の規制を視野に入れた自然の保全が望まれます。
①山並み(稜線)、緑の景観の保全
海浜やビーチにおいて、漂着ゴミ、護岸の落書きや不法投棄等は住民の憩い空間を
阻害しており、乱れた景観をなしていることから、海辺における快適で美しい景観
づくりとしての整備・活用が望まれます。
②海岸・海浜景観の保全・修景
【多々名グスクの山並み】
【具志頭地域の自然海岸】
【サザンリンクスリゾートに隣接する海岸・海浜】
2.八重瀬町における課題