-第Ⅰ章
八重瀬町における景観の特性と課題
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4)伝統芸能や祭りの景観
本町は、
「エイサー」
、
「獅子舞」
、
「棒術」、
「臼太鼓」、
「ハーレー」等の伝統芸能が盛ん
な地域であり、旧盆や旧暦8月15日には、各地域で多彩な民俗芸能が催されます。豊
年満作や無病息災を祈願するものが多く、今日まで受け継がれています。
各行事で集まる多くの人々のにぎわいや、三線と太鼓の音色、色鮮やかな衣装等が織
り成す文化的景観は、一年を通して限られた時間ではありますが、保存すべき重要な景
観であります。
また、毎年開催される県内最大級のイベント「那覇マラソン」では、国道507号及び
国道331号がコースとして利用され、多くのジョガーや沿道に集まる人々の声援が、に
ぎわいを創出しています。その他、八重瀬岳の桜まつりや海岸・海浜を活かしたイベン
トなど、自然を活かした催しものが開かれています。
【安里のエイサー】
【東風平の棒術】
【富盛の女
ヨ
行列
ンシー
】
【那覇マラソン】
【やえせ桜まつりのライトアップ】